気になる社会保険手続き

リタイア後に何をしますか?

再雇用が終了して、いよいよ明日からは自由の身です。朝から支度をして満員電車に揺られて出勤する必要もありませんね。さて、退職日の翌日、もちろん何時に起きてもいいのですが、今までの習慣どおり、同じ時間に目が覚めましたか。もう、今日からは出勤の必要がないことは、頭ではわかっています。通常の休日とも違う感覚ではありませんか? という気持ちはさておき、まずは退職後に社会保険などの手続きも気になるところです。

健康保険の手続き

健康保険では、選択肢がいくつかありますね。会社で加入していた健康保険に継続して加入できる任意継続(最長2年)に入るか、75歳の後期高齢者医療制度に加入するまでの間に加入できる特例退職者被保険制度がある健康保険組合もあります。もう一つの選択肢としては、国民健康保険がありますね。気になるところは、保険料がいくらかかるのか、サービスはどうなっているのかということですね。保険料は健康保険組合や前年の収入、市区町村によっても異なりますので、退職前から事前に確認しておくとよいでしょう。

雇用保険の手続き

あなたが雇用保険被保険者だったとしたら、「失業保険」が受け取れますね。正式には「高年齢求職者給付金」といいますが、受給するためには公共職業安定所(ハローワーク)で求職の申し込みをする必要があります。また、高年齢求職者給付金を受け取るためには受給資格を満たしている必要があります。

  • 65歳以上の雇用保険被保険者であること(高年齢求職者給付金支給対象者に限り)
  • 退職日の直前の1年間に、雇用保険に加入していた期間が合計で6か月以上あること
  • 失業中であり、働く意思があること(求職活動を行える事)

以上の要件を満たしたうえで、失業後にハローワークに離職票を提出することが必要になります。離職票は会社(事業主)が発行し、資格喪失と合わせてハローワークでの手続きが済んでいるものを送付してくれます。いくらもらえるのか?何日間もらえるのか?が気になるところでしょう。これは、加入年数や離職理由によって異なりますので、ハローワークで手続きされるときに確認されるとよいでしょう。

年金の手続き

年金は、年金を受ける資格ができたとき自動的に支給が始まるものではありません。ご自身で年金を受けるための手続き(年金請求)を行う必要があります。支給開始年齢に到達する3か月前に、基礎年金番号、氏名、生年月日、性別、住所および年金加入記録をあらかじめ印字した「年金請求書(事前送付用)」及び年金の請求手続きのご案内が年金機構からご本人あてに送付されます。受給権発生日は支給開始年齢に到達した日(誕生日の前日)となりますので、請求書の提出は支給開始年齢になってからです。支給開始年齢になる前に提出された場合は、受付してもらえませんのでご注意ください。

今後の目指すことは?

さて、リタイア後にやるべき社会保険関係の手続きが一段落すると、果たして今後の目指すことは何でしょうか?趣味に没頭しますか?これといった趣味がないとなると、これから探しましょうか。やりたいと思っていたけれど、時間がなくてやれていなかったことに挑戦する!

あれ?やりたいと思っていたこと、なんだっただろう?これから、やれることはなんだろう?改めて考えると、なかなか出てこないかもしれませんね。

このブログでは、ご自分の過去を振り返る。ご自分の価値観を探る。やりたいことに向き合う。残りの人生を楽しく生きていく!そんなことをテーマに発信していきます。

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。